どんな病気なの?

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0分0秒てんかんとは?~どんな病気なの?~ - 2
1分23秒脳と神経のはたらき - 3
4分52秒発作が起こる仕組み
てんかんとはどんな病気なのか、埼玉医科大学 名誉学長 山内 俊雄 先生に解説していただきました。てんかんとは、脳の神経細胞が激しい電気的興奮を起こすことで発作が起こる病気です。てんかん発作を起こす脳のはたらきとはどのようなものなのでしょうか。この動画では、「脳と神経のはたらき」「発作が起こる仕組み」について解説します。
どんな発作があるの?

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0分0秒てんかんとは?~どんな発作があるの?~ - 2
1分38秒部分発作 - 3
3分50秒全般発作
てんかんにはどんな発作があるのか、埼玉医科大学 名誉学長 山内 俊雄 先生に解説していただきました。てんかんの発作は患者さんによって様々ですが、大きく「部分発作」と「全般発作」に分けることができます。また、意識障害の有無、発作の症状によってさらに細かく分けられます。実際にどんな発作が起こるのか、この動画では、単純部分発作、複雑部分発作、強直間代発作、ミオクロニー発作の症状を再現映像でご覧いただけます。
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- てんかん発作の種類・分類について、詳しくはこちら
どうやって治療するの?

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0分0秒てんかんとは?~どうやって治療するの?~ - 2
1分34秒抗てんかん薬 - 3
4分41秒副作用
てんかんの治療について、埼玉医科大学 名誉学長 山内 俊雄 先生に解説していただきました。てんかんの治療法には、抗てんかん薬による薬物治療、外科手術、食事療法などがあります。患者さんの症状によって適した治療法は異なります。この動画では、てんかんの発作を抑える抗てんかん薬について、自分に合った抗てんかん薬を見つけるポイントや、副作用について解説します。
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- てんかんの治療薬について、詳しくはこちら
診断

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0分0秒てんかんとは?~診断~ - 2
0分35秒てんかんの診断1 問診 - 3
2分52秒てんかんの診断2 検査
てんかんの診断方法について、埼玉医科大学 名誉学長 山内 俊雄 先生に解説していただきました。てんかんの診断で一番大切なのは問診です。医師からどのような時に、どのような発作の症状が現れるかなど多くの質問がされますので、周りの方の協力を得ながら記録を取っておくことが重要です。問診をもとに医師は必要に応じた検査を行います。検査には、脳波検査、画像診断、心理検査など様々な種類があります。この検査をもとにてんかんであるかどうか、また、どんな種類のてんかんなのかを判断していきます。この動画では、問診の重要性や検査方法について解説します。
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- てんかんの診断手順と検査について、詳しくはこちら
特徴

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0分0秒高齢者のてんかんとは - 2
3分36秒特徴
高齢者てんかんの特徴について、新宿神経クリニック 院長 渡辺 雅子 先生に解説していただきました。高齢になってから初めて発病したてんかんを高齢者てんかんといいます。高齢者てんかんの発作は様々な種類がありますが、口をモグモグする、動きが止まる、ぼんやりするなどの症状がある複雑部分発作が多いのが特徴です。これは一日に何回も起こることから認知症、もの忘れやうつ病と勘違いされる可能性があります。この動画では、高齢者てんかんの認知症との違いや、医師への相談のポイントについて解説します。
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原因・診断・治療

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0分0秒原因 - 2
3分15秒診断 - 3
5分2秒治療
高齢者てんかんの原因、診断、治療について、新宿神経クリニック 院長 渡辺 雅子 先生に解説していただきました。高齢者てんかんには様々な原因がありますが、脳卒中などの原因がわかっているものが約2/3で、残りの1/3は原因不明のてんかんです。高齢者てんかんの診断には、脳波検査、MRIなどの画像診断のほか、てんかんと他の病気との合併がないかなど、十分な検査が必要となります。治療は抗てんかん薬が中心ですが、特に高齢者は副作用に注意する必要があります。この動画では、高齢者てんかんの原因、診断方法や、高齢者が抗てんかん薬を服用する際に気をつけるポイントなどを解説します。
家庭でのサポート

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0分0秒普段の生活、どんなサポートが必要? - 2
7分0秒生活のコツ(乳幼児) - 3
10分40秒生活のコツ(就学児)~薬のこと~ - 4
16分22秒生活のコツ(就学児)~家庭・学校~
小児てんかんにおける家庭でのサポートについて、北里大学医学部 岩﨑 俊之 先生に解説していただきました。てんかんを持つお子さんをサポートするにあたり理解しておきたい基本は、「発作は起こらないほうがいい」「発作を起こさないために」「発作が起こってしまったら」の3つです。発作が起こらなければ普通の生活が送れます。また、発作をできるだけ少なくしていくことが大事な目標です。また、薬の飲ませ方やお風呂での備え、旅行や留学など、お子さんの成長過程とともに変化する環境を事前に把握し、備えることが大切です。この動画では、てんかんを持つお子さんと生活をしていくうえでのコツを、お子さんの年代に分けて解説します。
分類

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0分0秒分類
小児てんかんの分類や特徴について、北里大学医学部 岩﨑 俊之 先生に解説していただきました。 小児てんかんは大きく、大脳に傷がついたことで起こる「症候性てんかん」と、原因がなく発病する「特発性てんかん」の2つに分類されます。また、てんかんは発作型が「部分」か「全般」か、原因がある「症候性」か原因がない「特発性」か、により4つのタイプに分けられ、それぞれ治療法も異なります。小児てんかんは適切な治療をすれば発作がおさえられ、大人になるまでに治る場合もあります。この動画では、てんかんと向き合うために欠かせないてんかんの分類や、てんかんのタイプを知ることの重要性を解説します。
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- 小児てんかんの特徴について、詳しくはこちら
診断

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0分0秒問診 - 2
3分40秒検査 - 3
4分45秒間違えられやすい病気
小児てんかんの診断や検査などについて、北里大学医学部 岩﨑 俊之 先生に解説していただきました。診断のうえで最も重要なのは問診です。医師から成長の様子などを詳しく聞かれるので母子手帳を用意しておくと便利です。また、発作の様子を携帯電話などで撮影しておくと診断に役立ちます。検査では脳波検査が重要で、小児の場合、成長に伴って定期的な検査が必要になります。この動画では、てんかんと診断するためのポイントや、てんかんと間違えられやすい病気について解説します。
治療

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0分0秒治療 - 2
1分58秒薬をのむこと
小児てんかんの治療について、北里大学医学部 岩﨑 俊之 先生に解説していただきました。小児てんかんでは、抗てんかん薬による治療が基本となります。薬がどのくらい体に入っているかを調べる血中濃度測定をして、お子さんの成長に応じて薬の量を調整します。また、風邪薬などとの飲み合わせも注意が必要となります。抗てんかん薬での治療の他に、必要に応じた外科治療や食事療法なども考慮されます。この動画では、成長過程の小児のてんかん治療のポイント、薬を服用することの重要性を解説します。
妊娠可能な年齢になったら

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0分0秒妊娠可能な年齢になったら - 2
1分58秒胎児の成長過程 - 3
5分3秒計画妊娠 - 4
9分53秒女性のからだとてんかん
てんかんをお持ちの女性の妊娠・出産について、新宿神経クリニック 院長 渡辺 雅子 先生に解説していただきました。女性のてんかん患者さんの中には妊娠・出産について、悩んでいたり不安を抱えている方がいらっしゃいます。抗てんかん薬は女性ホルモンや月経に影響を与えますので、将来的に妊娠・出産を考えている場合は、あらかじめ主治医に伝えておくことが大切です。また、妊娠をしたらお腹の赤ちゃんに影響を与えないような薬の服用方法を主治医と相談することが必要です。この動画では、一般的な妊娠・出産の仕組み、妊娠可能な女性が薬を服用するにあたり気をつけるべきことなどを解説します。
妊娠・出産に向けて

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0分0秒妊娠前に準備すること - 2
2分11秒子供のこと - 3
5分34秒妊娠~出産 - 4
7分51秒出産後
女性のてんかんでの妊娠・出産に向けた重要なポイントを、新宿神経クリニック 院長 渡辺 雅子 先生に解説していただきました。女性のてんかん患者さんでも発作をコントロールできていれば、てんかんのない人と変わらない妊娠・出産が可能です。てんかんは多くの場合遺伝はしませんが、心配な場合は遺伝カウンセリングを受けるのもひとつの方法です。また、一部の抗てんかん薬は胎児や乳児への影響が存在しますので、主治医と産婦人科医との連携も必要です。さらに出産後はストレスなどの体調変化に備え、周囲の人の協力と理解が必要になります。この動画では、妊娠・出産、育児について気をつけるポイントや、発作の対処方法などについて解説します。
動画解説「見過ごされやすいてんかん発作」
日常生活でどのような発作にてんかんの可能性があるのか?見過ごされやすいてんかん発作について動画でわかりやすく解説しています。
※便宜上1981年分類の発作名表示にしています。
※この動画は2018年に制作されました。
欠神発作

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0分0秒先生のコメント - 2
1分0秒実際の発作映像(役者による) - 3
1分56秒解説と再映像(発作) - 4
3分25秒先生のコメント
見過ごされやすいてんかん発作「欠神発作」について、東北大学 中里 信和 先生に解説していただきました。欠神発作では、突然意識がなくなり話がとぎれたり、動作が止まったりします。けいれんなどのはっきりした症状がないため見過ごされやすい発作で、何度か繰り返すことがあり、発作が終わると元の動作に戻ります。就学前や学童期の小児に起こりやすい発作です。発作が起きている間は本人の意識はなく、集中力が欠けているお子さんと間違われてしまうこともあり注意が必要です。この動画では、就学期や学童期の小児に起こりやすい欠神発作について、再現映像を交えて解説します。
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- てんかん発作の種類について、詳しくはこちら
複雑部分発作

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0分0秒先生のコメント - 2
1分0秒実際の発作映像(役者による) - 3
2分50秒解説と再映像(発作) - 4
4分47秒先生のコメント
見過ごされやすいてんかん発作「複雑部分発作」について、東北大学 中里 信和 先生に解説していただきました。複雑部分発作は、すべての年齢で起こりますが、高齢者に多くみられます。一点を見つめるような症状が多く、動きが止まります。手をモゾモゾしたり、口をモグモグさせたりすることも多い症状です。発作後、もうろうとしたり、言葉をうまく話せない状態が続くこともあります。意識を失うため自分では気が付きにくいのが特徴です。この動画では、複雑部分発作について、再現映像を交えて解説します。
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- てんかん発作の種類について、詳しくはこちら
ミオクロニー発作

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0分0秒先生のコメント - 2
1分0秒実際の発作映像(役者による) - 3
1分59秒解説と再映像(発作) - 4
2分53秒先生のコメント
見過ごされやすいてんかん発作「ミオクロニー発作」について、東北大学 中里 信和 先生に解説していただきました。ミオクロニー発作の特徴は、思春期以降に起こりやすいとされ、朝食時など、朝の時間などに起こりやすく、手や足が一瞬ピクッと動く症状で非常に短い時間で起こります。この動画では、発現時間が短く気づかれにくいミオクロニー発作について、再現映像を交えて解説します。
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