Q.

赤ちゃん、乳児のてんかん発作の特徴はありますか?

A.

赤ちゃん、乳児の場合、てんかんの症状とは気づかれない発作がみられます

小児てんかんは1歳未満での発症が最も多く、よくみられるのが、手足や頭部に突然力が入る(れん縮)発作、うなずく(点頭)ような動作を何度も繰り返すスパスム発作、手足などがピクッと動くミオクロニー発作などです。いずれの発作も瞬間的か数秒でおさまることがほとんどですが、繰り返し出現します。新生児の場合、けいれんを伴わず、顔色が悪くなったり、ぐったりするだけの発作も多いようです。
通常のけいれん発作と症状が異なるため、気づかれにくく治療開始が遅れることもありますので、もし、お子さんに気になる症状がみられたら、スマートフォンなどで動画撮影し、かかりつけ医や専門医にみていただくことをおすすめします。

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よくあるご質問監修

大阪大学大学院 連合小児発達学研究科 准教授 下野 九理子 先生