Q.

ゲームをやっているときにてんかん発作が起こりやすいのですが?

A.

長時間夢中になることや、視覚刺激によって発作が起きやすくなることがあります

長時間にわたって集中や緊張をした後にその緊張が解けると発作が起こりやすくなることがあります。ゲームは長時間夢中で続けることが多く、発作が起こりやすくなると考えられます。
また、縞模様、チラチラする光、赤色の刺激などで発作が誘発される「光過敏性てんかん」による発作が約4%の人に見られます。もし、これまでに視覚刺激で発作を起こしたことがあればゲームは望ましくありません。もしゲームが止められない場合は、抗てんかん薬を規則的に服用したうえで、画面は小さいほうが望ましく(できれば12インチ以下)、部屋を明るくし、画面から2m以上離れ、長時間のプレイは避けるようにしましょう。また、視覚刺激をやわらげる青色のサングラスをかけてゲームをする等、刺激を弱めることが必要でしょう。

このFAQは参考になりましたか?

よくあるご質問カテゴリ

よくあるご質問監修

大阪大学大学院 連合小児発達学研究科 准教授 下野 九理子 先生